Freee会計へ仕訳データをインポート
freeeは基本的には銀行口座等を連携して、自動でデータを取得してもらえるが、たまに連携不具合(セキュリティの再認証)等でデータが抜け落ちることがあり、その場合はどのようにデータをインポートすべきか検討。
先に結論
2022/01/24現在、日々の記帳においてExcel・販売管理ソフトからデータを取り込む(エクセルインポート)の取引形式インポートが使いやすい。
インポートの説明ページがたくさん
2016年?くらいはFreeeのインポートと言えば、弥生会計形式CSVのインポートのみだったが、2022/01/24現在、Freeeで仕分データをインポートする方法が何種類もある。
複数のインポートの用途は主にに2つに分かれる。
ただし、「取引・口座振替のインポート」のまとめページがあるが、まとめページにあるリンクは「他社製品からの乗換」区分のページに飛ばされるものもあるので、混乱しやすい。
他社製品からの乗換のためのインポート
弥生会計やマネーフォワードなどの有名どころは専用の説明ページがあるので、それに従って移行する。
専用の説明ページがない会計ソフトからの移行の場合、複式簿記としてデータを抽出している場合、「その他の会計ソフトから仕訳データを移行する(弥生会計形式を用いた方法)」が良い。
売上伝票のみとかの場合は、Excel・販売管理ソフトからデータを取り込む(エクセルインポート)の「エクセルインポートサンプル(収入取引データ).xlsx」を利用してデータを移管すると良い。
日々の記帳のインポート
取引・口座振替のインポート方法は複数、HPで紹介されている。
- 明細のアップロード:銀行明細のデータファイルを取り込み、「自動で経理」へ
- 仕訳インポート:他社製品やExcelで管理したデータを取り込み、「振替伝票」として登録
- 取引・口座振替のインポート:freee形式のファイルを準備し、「取引」「口座振替」として登録
- エクセルインポート:ExcelファイルをCSVに変換することなく「取引」や「振替伝票」として登録
仕分けインポートとエクセルインポートについて説明する。
仕分インポート
「その他の会計ソフトから仕訳データを移行する(弥生会計形式を用いた方法)」がリンク先で、日々の記帳には使いにくい印象。
「弥生会計形式を用いた」と言いながら、最初の段落で、「データをfreee形式に加工します」とか書かれているので、つぎはぎ感が否めない。。。
「freeeでは特別な理由がない場合は「取引」形式で登録することを推奨しています。」とあるので、振替伝票形式でのインポートに力をいれていないのかも。下記のエクセルインポートでも、振替伝票形式でのインポートができるので、記帳なら下記の方法が良い。
エクセルインポート
Excel・販売管理ソフトからデータを取り込む(エクセルインポート)がリンク先。3つのテンプレートがあり、取引形式・振替伝票形式両方のインポートの説明がある。
3種類のテンプレートがあるが、
「エクセルインポートサンプル(収入取引データ).xlsx」と
「エクセルインポートサンプル(支出取引データ).xlsx」は
Excelの中身が同じで、取引形式のインポートに対応している。
Freee会計へ仕訳データをインポートするなら
日々の記帳において、Excel・販売管理ソフトからデータを取り込む(エクセルインポート)の取引形式インポートが良い。(但し、2022/01/24現在)
「freeeでは特別な理由がない場合は「取引」形式で登録することを推奨しています。」とのことなので、freeeとしても一番力を入れているのではという印象を受ける。